第109回 親がまずプラスイメージを持つ

■ 入試は勝負事です。一発勝負ですから、その時の試験の出来で決まる。これまでの組み分けがどうであろうと、模試の合格可能性がどうであろうと関係ない。その分、逆転も充分あり得るわけです。

■ だから、気持ちが前向きになっていた方がいいに決まっている。よくプラスイメージを持つべきだという話になりますが、子どもが「合格するぞ」という気持ちをしっかり持つことは入試においてはやはり大事なことでしょう。

■ ただ、プラスイメージをもちなさい、と子どもたちは言われてもあまりピンとこない。私は良く「合格したら何をするか」ということを考えなさいと話をしていました。「合格したらあのクラブに入る。」
「合格したらあそこに行ってみたい」「合格したら、遊びまくる」(あらら・・・)まあ、いろいろ考えられるでしょう。そして何より「不合格なら・・・」は一切考えないようにさせていました。

■ でも、家に帰ると、「そんなことをしてると落ちるわよ」という口撃に遭ったりして、子どもたちも大変です。で、子どもたちがプラスイメージを持った方が良いのと同じように、親がプラスイメージを持つことも大事です。

■ 「合格したら・・・」、をぜひ楽しい方向で考えてください。(月謝が大変、というのもわかりますが。)そうすると、何となく先が楽しみになる。先が楽しみになる、ということは「怖くはなくなる」ということです。そうなると、子どもたちにもその雰囲気は伝わります。お父さん、お母さんはあまり気が付いていないことが多いのですが、実は子どもたちはお父さん、お母さんの様子に敏感です。

■ あれ、僕ってだめ?みたいな感じになると、簡単にへこみます。(もちろん、また浮かび上がってもきますが。)だからプラスイメージを持っていることが大事。口角を上げて、楽しいことだけを考えてください。それが子どもたちに移って行けば、いい方向に向かうでしょう。

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