第115回 反抗する理由

■ この頃になると、もう反抗期に入ってしまった子どもたちは少なくないでしょう。

■ 何かにつけて、口ごたえをする。言うことは聞かない。約束は守らない。腹が立つことが多くなっているかもしれませんね。

■ しかし、むしろそうなることが自然なのです。子どもは成長するに連れて自信が出てくる。自分でこうしたい、ああしたいという気持ちが強くなる。それが親から見ていると不合理なことも多いでしょう。しかし、それが不合理だと知るためには自分がわからないといけない。

■ 親がいろいろな障害を先に除いてあげようと思っても、そう思う通りにはならないでしょう。むしろ失敗することから人間は多くのことを学ぶのです。失敗しないよりは失敗した方が先先子どもの成長には役に立つ。

■ だからといって、黙っていればいいか、というのは間違いです。やはり、子どもにいろいろなことを教えてあげようと思うことは大事です。しっかり話をしてあげた方が良いでしょう。しかし、それでも言うことを聞くことは少ないとも思っていてください。親は子どもが言うことを聞くものだと思いがちですが、実際はそうではないし、でも親が話して聞かせたことが後から役に立つこともたくさんあるのだから、即効果があるとは思わず、長い目で考えてあげるといいでしょう。

■ ほらみなさい、と思うことはあるだろうけれど、それも子どもの大事な経験なのですから、これからの成長に期待しましょう。

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