第41回 スクールカラー一覧

先日、志望校の決め方について関内でお話してきました。

そのとき、作った資料をさらに全国版に拡大してみました。といっても全部で107校なのですが…。

この一覧をごらんになって、いろいろ異論もあるのではないかと思います。私はよくスクールカラーを放任型と管理型に分けてお話します。放任型はどちらかといえば、子どもたちの自主性を重んじ、子どもたちの考え方を尊重していくタイプ。管理型は、学校側の管理が強いタイプ。これは生活指導、受験指導ともにという意味です。例えばしつけは確かに厳しいが、受験指導は子どもたちの自主性に任せているという学校であれば、私はこれを放任型にしているのです。

なぜか。

やはりこれは学校の持つ人間観、教育観だと思うのです。もちろん、まだ未成年の子どもたちですから、教育し、管理する必要はどの学校にもあります。ただ、なるべくその色を出さず、子どもが自ら考え、自ら行動し、自ら責任を負うというスタイルを学校生活の中で体感してもらいたいと思っている学校は、やはり放任型と私は思うのです。逆に学校の理念はそうであっても、実際に管理をしっかりして大学受験の実績を上げていこうという学校は、私には管理型に見えます。

管理型が悪いというのではありません。これは教育観だと思います。そして一番重要なことは、家庭がその教育観を理解し、共鳴するからこそ、その学校に入れたいと思うことではないでしょうか。

2つのタイプしかないので、分けるのにさんざん迷ったところはありますが、あえて決めてみました。

みなさんは、どうお感じになるでしょうか。

学校は五十音順に並べています。

カテゴリー: それでも母親講座   パーマリンク

コメントは受け付けていません。