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先日から何人かの保護者の方に、夏休みの計画を見せていただきました。
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きちんと、スケジュールが組み込まれている方がほとんどだったのですが、気になったのは、どの本を、どのくらいの問題を、どのくらいで終わるか、という目安がまだできていないという点。
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これはやってみないとわからないという面があるでしょう。実際に過去問をやろうと思っても、1時間で終わるものなのか、復習までいれると3時間かかるものなのか、はっきりしない。だからまずスケジュールを作って実際にやってみる、ここまでは良いでしょう。
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ただ、多くの方がここで終わってしまう。だから計画は破綻をきたすのです。
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で、1時間の予定が3時間かかってしまったら?
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これは3時間かかるものと思って、計画を修正しないといけない。ただ、時間がなくなる以上、勉強の内容を減らさないといけないわけです。だから優先順位があるわけで。時間は決まっているし、やらなければいけないことはきちんと終わらす必要があります。どれもあわてて「いいかげん」にやってしまうと、ろくなことがない。だから、確実にこれだけはやったという勉強のスタイルがいいのです。
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何をどのくらいやったのか、記録をつけるのも大事なこと。この問題がこのくらいかかるという目安がはっきりしていれば、今後の計画はさらに実効性が増すでしょう。
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plan do seeといいますが、最後のseeがなくなるケースが多い。seeの結果として、また計画を修正する。そしてまた、doの繰り返しです。実際に終わったものを振り返ると、あまり終わらなかったなあという感想を持つ方が多いのですが、それが普通。
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むしろひとつひとつの勉強の中でしっかり理解できるかどうか、そこを大事にするといいでしょう。
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