十人十色

例えばクラスで良くしゃべる子がいます。
かと思うと、まったく黙っている子がいます。

宿題の解き方がいい加減な子がいる一方で
ていねいに解いている子がいます。

大人から見れば、勉強にプラスになる方が良いと思うかも
しれません。

しかし、良くしゃべる子は、明るいし、持っていき方によっては
非常に前向きな子になります。

黙々と勉強している子は、突然、自信がなくなることがあるもの
です。

だから、今の子供たちをそのまま受け入れて、何事もプラスに考えて
いくことが大事です。

先日、こんなに勉強させているのに、本当に覚えないというメールが
きました。でも、子供は同じところにはいません。

自ら覚えなきゃと思うようになってくれれば、また事態は変わるもの。

今は、もう少し楽しく勉強する方から考えてあげた方がいいのではないか
と思うのです。結果をあせっているのは、大人の方で、子供ではないの
ですから、時間がかかるに決まっています。

でも、子供たちはカードゲームの暗号でも、ゲームの抜け道でも、しっかり
覚えているはずです。

覚えようと思えば、覚えられる。

だから楽しく勉強ができるのなら、覚えられるかもしれません。

子供の性格は十人十色。うまく引き出してあげれば、もっとできるように
なるのではないかと思うのです。

もちろん、私とてそう、うまくいっているわけではないのですが。

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十人十色 への2件のコメント

  1. ミルクの母 より:

    あせってしまいます
    先日、月1のテストの点数が出ました。結果はものすごくひどく、ショックでした、あんなに勉強してたのに・・・あせり、塾の担当の先生にTELしました。あせっているのは、その通り!大人でした。娘は授業前に点数を聞いてショックを受けたようで、(私に怒られると思い?その通り起こってしまいましたが)その日の授業はボーっとしていたと担当の先生が言っていました。5年生なので潔く公立に変更しようと言ったら、「絶対嫌だ、○○中へ行く」と言いました。勉強もあせり難しい問題を復習させていました、基本にもどって、基本をマスターさせ、ほめて楽しいと思えるよう私の気持ちも方向転換させようと思います

  2. tanakatakashi より:

    先はまだまだ
    子どもたちにはたくさんの可能性があります。それに5年生はまだまだ動機付けがしっかりしているわけではないです。むしろ、楽しい気持ちで勉強した方が良いと思います。

    苦しい勉強というのは、6年生になって、まああと少しだからやろうというのが良いのではないでしょうか。