「パパママ塾特別テスト」を作る

ご家庭で、お子さんの勉強を手伝っておられるお父さん、お母さんへのヒントです。

毎月の組み分けテストや月例テスト、復習が大事だというお話は何回もしていますが、しかし、テストは一度やっているので、「てきた問題」と「できなかった問題」が混在しています。かつ、順番も記憶されているので、一度答えを見てしまうと、答えを記憶されてしまうという面が否定できない。

じゃ、シャッフルしてやり直せばいい、ということで、そのシャッフルの仕方です。

一番、簡単なやり方は問題を切り取ってしまう。念のため、一度コピーをとって、一問一問を台紙に貼ってしまう。

ドジ問題台紙

これは一問ごとにしておいた方が無難です。表に問題、裏に解答としておくとあとで勉強しやすくなる。かつ、1枚1枚を組みなおすことができます。

で、ここから例えば5題をパパママ塾特別テストとして編集しなおす。

またできないと、いけないので原本をとっておきたい。だからコピーして作るのが良いでしょう。

ところが自宅にはコピー機がない場合が多いのではないでしょうか。コピー機はだいぶお安くなってきましたが、しかし、コピー機を入れるのにはコストがかかるし、場所もとる。

その割に安いのがスキャナーです。スキャナーはPDFという形式に保存できる。(画像でももちろんかまいません。)これだと、順番を変えてプリントアウトしていけばいいことになります。

台紙に張った「ドジ問題」をスキャナーで読み取って保存する。その中から週末の復習テストを作ってもいいし、お父さんと勉強する教材を作ってもいい。

以前、塾の教材をiPadで整理する。というお話をしましたが、その延長です。

このやり方の良いところは、「量を限定できる」ところにあります。

できなかった問題を全部やり直す、というのはもちろん「やった方が良い」勉強ではあるものの、実際にこなせない場合が多いのではないかと思うのです。だから一度フィルターをかける。

似たような問題は、問題数をしぼればいいし、これは大事だと思うところは繰り返せる。

お子さんの現状に合わせて、やる問題を選別することができるので、少なくとも子どもたちに「あれもやってない、これもやっていない」というストレスは出なくなります。

スキャナーは受験勉強には便利です。スキャナーとプリンターがあれば、コピー機の代わりはある程度できます。しかもデータになりますから、あとで加工しやすくなる。

一度、試してみられると良い方法ではないかと思います。

FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A

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