社会の地理分野では、最近統計の問題が増えています。
こういう統計の問題というのは、まず、入試問題や練習問題を通じて練習していくわけですが、多くの問題は、「日本国勢図絵」という資料が基になっています。実際に入試問題を見ても、「日本国勢図絵」より、という引用がついている問題が多いと思います。ただ、この「日本国勢図絵」という資料は、分厚い。そこで、小学生用にということで編纂されているのが「日本のすがた」です。(公益財団法人)矢野恒太記念会というところが国勢図絵を出しているのですが、同じところが子どもたちのために作ってくれています。
これは単に統計資料ばかりでなく、解説もついているので、わかりやすいだろうと思います。
地理の勉強に地図と統計は不可欠で、手元においてたまに開いてみると良いのですが、現実には、しばらく地理の勉強をしていない、というころだと思います。地理はもう1年前になってしまっていて、歴史、公民と勉強しているわけですが、とはいっても今の時期に地理の勉強に手が回る余裕はほとんどないでしょう。
ただ、感覚を思い起こすという意味で、この本は大変便利です。ページごとにぱらぱら読んでいけるし、もちろん、最初から読み通してもいい。かばんの中に入っていて便利なものでしょう。
ちなみに今年の国勢図絵は明日から発売されるそうです。
日本のすがた 2012―日本国勢図会ジュニア版 表とグラフでみる 日本をもっと知るための社会科資料集 | |
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