過去問は繰り返す意味がある、というお話をしました。
で、そういう過去問指導を行っている塾も少なくないのですが、過去問題集についている解答用紙は当然1セットしかついていない。ということで、このコピーが必要になります。この作業が結構大変です。
例えば第一志望から第三志望までの3校。過去10年分。4教科ということになると120回分。で、3回やるとすると360回分。2回で240回分のコピーが必要になります。いやあ、大変な作業なのです。だから時々、夏前に見かけますが、お父さん、お母さんがコンビニのコピー機の前でがんばっておられます。
確かに家にコピー機を用意するのは、大変です。ただ、今はスキャナーが一体になったプリンターがあります。これはそれほどお高くはない。塾の教材をiPadで整理するでもお話しましたが、これは相当強力な武器になります。
で、勇気をもって、過去問をばらします。だいたい綴じたまま、やるから大変なのです。裁断機で切ってしまうのが一番ですが、とにかくばらしてしまう。解答用紙だけをコピーするのであれば、カッターで切り取ってしまってもいいでしょう。それをスキャナーで読み込んでPDFにして、パソコンに保存します。
問題用紙もやってしまった方が本当は良いでしょう。子どもたちは問題にどうしても書き込みをしたくなる。だから、同じ問題用紙を使っていると、過去の書き込みが残ってしまうので、それがヒントになる場合もあるのです。私は問題用紙、解答用紙全部ばらにして、PDFにとり、それを年度別、科目別に分けて1つのPDFにしてしまうのが良いと思います。
あとは計画を作って、やる分だけをプリントアウトすればいいだけです。家にスキャナーがあれば、少しずつ進められるので、この投資はしても良いのではないかと思います。ただ、これはプリンター全般に言えることですが、安い製品は概してインクが高くなります。最初は多少高くても、インク代が安くなる方がお得でしょう。
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