模擬試験の結果が出たら、点数、偏差値、合格可能性いろいろ気になることがあるでしょうが、一番大事なのは復習です。
特にどうしてこの点数になったのかを考えてみることが大事です。
例えば国語の点数が悪くても模擬試験で読む文章は2つ程度、その2つの文章を読み取れなければ大きく点数を減らしてしまう可能性があるでしょう。
算数にしても、ミスをしたのか、それとも時間が足りないのか、ぜんぜんわからないのか、その区別をつけていなかければなりません。
時間が足りないのは、なぜなのか、実はできない問題の見切りが悪かったからかもしれません。
多くの子どもたちに模擬試験をやり直させてみると、30点、40点すぐ変わります。つまりその点数を取れる可能性はあった、しかし、それが結果としてとれなかったのはなぜか、「実力が足りない」で片付けてはいけません。
問題文の条件をきちんと確認する方法、その場で検算して算数のミスをなくす方法、など具体的な方法を次の模擬試験で試すためにも十分検討してください。
こればかりは子ども任せにせず、保護者の方がどこを間違えたのか確認しておくのが大事です。子どもだけでそれが判断できるわけではないから、冷静に見てあげてください。
あくまで冷静に。
「どうしてこんな間違いをするかなあ」
なんていっちゃだめですよ。