受験期の女子には注意が必要です。
このころになると自意識が強くなるので、その結果として人からどう見られているかが気になるものです。当然着ていく洋服も、持っている道具もいちいち何か注文があるもの。そういえば以前、女子の筆箱は異様に重くて、何が入っているのかと思ったらカラフルなペン。
最近はあまり見当たらなくなりましたが、そういうのがはやり始めるとまたみんなやりたがるようです。
で、そこまではまあいいとして。
問題は勉強するふりをする、つまり実際に勉強していないけどふりをしていることがこのころの女子には多い。また点数を非常に気にする。だから良い点をとるためにいろいろな「ズル」が出てくるのです。
その結果として模擬試験の点数と普段家で解いている問題の出来が大きく違ってくるときがあります。そういう場合は要注意。
本当にわかってるか?本当に覚えているか?
そういうことをしっかり確認しながら進んでいないと、「勉強していても実力がついていかない」ということがおこります。
私もずいぶんだまされたなあ。(本人たちはだますつもりなんかないですから、一生懸命勉強はしているつもりなのです。だが、点数や出来を気にするあまり、自分がわかっているか、わかっていないのか、あいまいになってしまうだけなのです。)
これが男子にはない。
そこまで自意識が過剰ではないからです。やはり同時期の男子と女子では明らかに女子の方が精神年齢は高いのですから。