第50回 過去問と相性

■ 過去問をやっていると相性が合う学校が出てくるものです。

■ 相性とは何か?非常に感覚的なものではあるのですが、子どもたちが「やりやすい」とか「点が取りやすい」という感想を持てば、それは相性が良い。その逆は相性が悪いということになります。

■ 志望校があって、その志望校の問題がやりにくい、といわれると、確かにこれは問題かもしれません。まずは、とにかく慣れるために何年かやってみる。やっていくうちに、だんだん出題傾向に慣れていって、「やりやす」くなる場合も少なくありません。

■ しかしA校とB校があって、同じくらいの難度、あるいは行かせたいというレベルも変わらない、ということであれば、それは相性の良い方を選んだ方が良いでしょう。しかしA校の方に行かせたいが、B校の方が相性が良い、という場合はどうしましょうか?

■ 私はA校の対策をしっかりやるべきだと思います。あくまで志望順位の方が大事です。そのためにやっているわけですから。結局この問題はどちらが入りやすいか、という話になってくるので、それならばもっと簡単な学校でもいいのでは、という議論が出てしまう。やはりその学校に行きたい、行かせたいと思っているのであれば、がんばってみるのが良いと思います。

■ しかし、できるなら相性が良い学校を選んでおきたいのも間違いないので、早めに過去問は手を着けた方が良いのです。できなくても良いから、相性を考えておくのは大事な学校選びのステップです。

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