そろそろ5年生は第一志望を決めていくと良い時期です。
こんな時期に決めるの?と思われる方がいるかもしれませんが、実際に子どもたちはこれから大変な勉強をします。ということは、やはりモチベーションをしっかり持っていないといけない。この中学に進んでこういうことをやろう、とか、部活でこんな活躍をしよう、とか、そういう夢がないとなかなか大変です。
これまでもいろいろ我慢をしなければならなかったでしょうが、休みとなれば講習があり、その講習も今までとは全然長さが違う。宿題も多いし、模擬試験もある。何かにつけて「受験生でしょ?」と言われることが多いのです。だからこそ、「この学校に行くためにやるんだ」という気持ちを強く持っていないとなかなか続かない。
で、その第一志望について、一応成績は棚上げしておく。
今の成績で入れる学校を選んではいけません。むしろ子どもとしても、親としても、こういう学校に行って、充実した中高生活を送れる、と思えるような学校を選んでください。成績は上げるものです。大事なのはスクールカラー。最近は、管理型の学校が保護者には人気がありますが、中高6年間の生活で大事なのは子どもの可能性を広げることです。何を好きになり、何を得意になるか、を見つける6年間といってもいいかもしれない。日本の大学は学部単位で入試があるので、途中で変えるのは難しい。その分、中高でじっくりどの分野に進むのかを見つけていくべきなのです。
しかし、管理型の学校ではそれこそ塾のように成績が管理される。そうなると「数学ができないから文系にしよう」とか「国語が嫌いだから、理系にしよう」などという選択が生まれてしまう。そういう科目別の得意、不得意を考えるよりも、実際に何が好きなのか、何がやりたいのか、ということを考えるべきなのです。そのためには、中高でいろいろなことができるといい。そういうチャンスが多い学校が本当は子どもの可能性を伸ばしてくれる学校だと私は思います。
文化祭も後半にさしかかってきましたが、説明会もあるので、お子さんの夢になるような学校をいっしょに考えてあげてください。
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