第47回 受験心得

■受験直前です。どの塾でも先生方がいろいろと注意をしてくださっていることと思います。私からもひとつ。

(1)まず全体を見渡そう。何問でているか、最後は何番か。自分のできそうな問題から始めるのがコツだ。

(2)問題はよく読もう。ミスは「できた」と思ったときに、犯しやすい。答えが出たと思ったら、もう一度、問題を確認しよう。特に単位に気をつけて。

(3)字はていねいに書こう。計算は消さずに残して、その場で見直そう。後での検算より、その場の検算。

(4)間違えたと思ったとき、すぐ全部消さないこと。使えるところがないか、一度は考えよう。

(5)できそうな問題から先に解こう。入試は満点を取るテストではなく、合格点をとるテストだ。難しい問題ができなくても合格するが、みんなができる問題を間違えてはいけない。

(6)記述は、最初に言いたいことを書くのがコツ。1つの文は1つのことをいえばよい。あまり一文を長くしないこと。

(7)漢字は自信を持って書こう。

(8)問題の条件に下線を引いておこう。使った条件はチェックしよう。問題が解けないとき、もう一度確かめてみよう。使っていない条件があるはずだ。

(9)絶対に合格するんだという強い気持ちをもって、試験に臨もう。その気持ちがいろいろな力を引き出してくれる。

(10)終わった試験のことは、気にしない。次にできることに集中しよう。

■あとは風邪に気をつけてください。がんばれ、中学受験生!!

(平成15年1月5日)

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