同じ学校を3回受けるべきなのか?

最近は入試の仕方がいろいろあって、定員を3つにわけて1回目、2回目、3回目と分けている学校があります。午後入試もあったりして、「いったい何回試験があるんだろう」と思ってしまう学校もありますが、なぜ複数回に分けるのか、といえば、なるべく受験機会を多くして、優秀な子が受けやすいようにする、ということでしょう。

しかし、1回の失敗でだめにならないように、何回かチャンスを上げたいと思っているから、複数回の受験を考える学校もあるのです。確かに一発勝負だと、うまくいかない場合もあるかもしれない。だからもう一度受ける、ことができれば、第一志望に行けるチャンスが増えるわけだから、複数回受けた方が良いというのは一般的な考え方です。

学校によっては、補欠の点数繰上げにあたっては複数回受験した生徒を優先するという場合もありますから、まあ2回受験するのは良くあることでしょう。

しかし、3回はどうなのか?

だいたい3回目というのは、もう相当難しくなっている。定員も少ないし、1回目や2回目で合格しなかったのだから、3回目はさすがに無理ではないか?と思われる方が多いかもしれません。

もちろん安全校がなく、公立にも行きたくない、ということであれば、そういうことは言ってられない場合があると思います。ただ、すでに合格校が確保できているならば、3回目を受験するべきだと私は思っています。

なぜか。やはり、僅差の勝負だからでしょう。1回目や2回目で失敗し、なぜか一番難しい3回目で合格した子が何人もいます。1回目と2回目で、練習を積んで、3回目で最後にうまくいったという場合も十分ありえるのです。入試はその試験でできるかどうか、だけで決まります。つまり1回目や2回目に失敗したからといって何のハンデもない。その試験ができればいいだけだから、2回の練習で3回目がうまくいく場合だって十分あるのです。

安全校との兼ね合いがありますが、すでに行く学校があるのであれば、最後のチャンス、思い切り勝負してみても良いのではないかと思います。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

復習できるなんて思ってない?
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

12月9日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第17回 算数オンライン塾「速さ」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


カテゴリー: 2013年受験に向けて   パーマリンク

コメントは受け付けていません。