ある正月特訓のこと。
12月31日の授業を終えて、次の日の予習をしてから、帰ろうと思ったのが運のツキでした。
算数の問題を解いていたら、これは難しい。意図として、こういう問題も出るときはあるのだから、それに対処しようということなのですが、しかし、それでも度が過ぎているかもしれない。
さて、明日この問題を解いて悲惨な点数を取る子どもたちの顔を思い浮かべると、「元旦から、それはないよなあ」という気持ちになってきました。
時計をみるとすでに19時を回っている。まあ、世の中は紅白歌合戦の時間だが、これは差し替えしかない。
ということで、作業を開始しました。といっても、その段階では充分に「年内中」に帰れるつもりだった。
しかし、実際は「こういう問題も考えさせよう」「あれもやらせたい」という考えがいろいろあって、なかなかまとまらない。
問題を作り、解説を書き、確認をして、さらに印刷まで終わった時、ふと時計を見ると、すでに新年になっていました。
「やれやれ、教室で新年か。」と思いつつ、帰宅第一声が「あけましておめでとうございます。」になってしまいました。
しかしながら、その翌日、子どもたちはそれほど痛めつけられることもなく、「これならいけるかも」という自信につながったのはやはりあそこで「差し替え」を決めてよかったなあと思ったものです。
この元旦も授業をやっている多くの塾の先生がおられると思います。
「あけましておめでとうございます! 今年もがんばってください。」
今年もよろしくお願いします。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
一年の計は元旦にあり
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