夏休みが6月から

秋からの入学移行を検討していた東京大学は、当面見送ることを決めたそうです。

その一方で、1年を4学期制にして、夏休みを6月から8月までと前倒しをして、9月以降を残り3つの学期にすることを検討することになったようです。

夏休み、長い!

いえ、しかしまあ、国際的にみれば学年が終わって暑い夏は、それぞれの考えて研究や勉強をする季節。短期の留学もできるし、逆に海外からの留学生も受け入れやすくなる。

同様の案は慶應や早稲田でも検討されていくようで、やはり大学の危機感は相当なものだと言えるかもしれません。

大学受験が厳しくなる過程で、これらの大学に入学する生徒の顔ぶれはだんだん固定化してきました。いわゆる私立の中高一貫校。中学受験を終えて、大学受験に向けて勉強してくる子どもたちが多く入学するようになりました。しかし発想や考え方の同質化が顕著になってくると、研究にはあまりプラスにはならないと考えられているようで、いかに異質な学生を入学させるか、ということがそれぞれの大学の課題になってきているようです。

大学は今、国際的な競争にさらされているので、世界から優秀な人材を集め、卓越した研究成果をあげていくことが求められています。

そのために入試制度を見直したり、こうやって学期の変更をしたりするわけですが、逆に学生も日本の大学ばかりを考える必要はないのではないか、と思います。

日本の高校を出たら日本の大学に行く、というのはこれまで固定化されてきた路線ですが、海外の大学進学に対応する中高もこれから増えてきてほしいものです。

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