過去4回、速さの文章題、容器と水量(1)、旅人算とグラフ(1)、旅人算とグラフ(2)についてご説明しました。
速さの文章題
容器と水量(1)
旅人算とグラフ(1)
旅人算とグラフ(2)
4回を通じて、時間とともに変わる量を考えています。
速さの文章題では、速さの3公式を使い、平均の速さやダイヤグラムの見方、速さのつるかめ算などについて学習しました。
容器と水量(1)では柱体の容器に一定の割合で水を入れて、時間と水面の高さの変化を考えました。最近はこのテーマの問題が増えており、特に今年は多かったように感じました。もちろん入試問題はさらに複雑な条件がついており、仕切り版が動いたり、高さがいろいろ変わったり、水量が途中で変化したりしています。グラフを使った問題も増えているので、ここではグラフの読み取り方も練習しました。グラフの傾きが変わるということはどういうことなのか。傾きが急になるということはどういうことなのか、などについて考えました。
旅人算とグラフ(1)(2)は、これも出題が増えているグラフと速さの問題について考えました。旅人算は追いかけたり、出会ったりする場所や時間を計算する問題ですが、お互いが向かい合っている場合や同じ方向を向いている場合などいろいろ変化するので、グラフを描いて考えるとわかりやすくなります。また最近ではグラフで条件を出す問題も増えているので、グラフの読み取りについても考えてみました。
有料のプリント教材では、ここ数年の難関校の入試問題についても5年生が解けるやり方で詳しく解説しました。やや難しいと思いましたが、考えることで応用力が伸びてくれればと思っています。
時間とともに変化する、ことを理解するのにグラフは非常に有効な手段です。その意味ではこの4回を通じていろいろなグラフを見たと思うので、そのグラフの使い方がわかれば、次に問題を解くときに自分でグラフを書いて条件を把握できるように練習していってほしいと思います。
1学期はこれで最後になりますが、なかなか難しい範囲が多くなっているので、夏休みにしっかり復習してみてください。
以下のプリントもお役立ていただければと思います。
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