夏休みに忙しい先生

中高一貫校も今は、当然、夏休みです。

したがって先生も長い夏休みに入っていると思われがちなのですが、どっこい忙しい先生もいます。進学校では、高3の大学受験のための特別講習が行われている場合があります。

予備校や塾がある地域では、あまりしない場合もありますが、学校の近くにそういう組織がなかったり、あるいはあってもそれほど力があるようには思えない場合は、むしろ学校の先生が予備校の先生のように活躍する場合があるのです。

学校の授業とは別に、まさに大学受験に向けた準備をするので、こういう講座を担当する先生は、当然、大学受験の問題をしっかり勉強していないといけません。

また大学受験のシステムをしっかり研究し、どんな問題が出るかを予想して、生徒たちに勉強させないといけないのです。大手予備校では、進学校の先生たちを招いて研究会を催す場合があります。予備校は学校の先生たちに自社の模擬試験やテキストを使ってほしいということもあるので、こういう研究会をするわけですが、一方先生たちは、予備校の情報を元に、自分たちの学校の進路指導を考える場合もあるので、これはお互い持ちつ、持たれつの部分があるわけです。

で、こういう先生の講座が「邪魔だ」と思う受験生は確かにいます。本当は、自分でやりたいのに、これに呼び出されて「迷惑だ」と思うことはあるでしょう。だから、進学校でやらないところもあるわけですが、しかし、やらないからといって先生たちがそういう研究をしないか、というとそうではない。

やはり進学指導に熱心な先生がいる学校は、結果が違います。そういう熱心な先生たちは学校を越えてネットワークを持っているので、いろいろ情報交換したり、また生徒たちに個別に指導したりしてくれる。その気持ちはやはりしっかり生徒に伝わっていくから、確実に大学進学実績が良くなっていきます。

ここのところ、学校の大学進学実績が確実に増えてきている学校は、この進学指導の先生たちが結構がんばっている学校であることが多いのです。先生は「入れたい」、生徒たちも「入りたい」と思う関係はやはりお互いの希望が同じベクトル上にあるから、思わぬ好結果を生むことになる。

たまに学校説明会で大学の進学担当の先生が話をされる機会があるので、しっかり聞いてみられると良いでしょう。その先生が気合が入っているようだと、それなりにプラスの結果が出ているように思います。

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