■ 子どもたちの成績の上がり方を見ていると、順風満帆に右肩上がり、という子はあまり多くはありません。勉強をしていても、むしろ下がるというか、停滞することが多い。
■ 例えば夏休みに結構勉強をした。で、9月の模擬試験を楽しみにしていたが、そうでもない。偏差値は7月の方が良かったかも、なんてことがあるわけですが、これは夏休みに勉強したことがまだ定着していない。むしろ混乱を生むからなかなか成績が上がらない。
■ で、ここが辛抱のしどころ。努力をしたのに結果が出ない、というのはつらいものです。「できるようにならないなあ」と思うと、勉強にも力が入らなくなる。でも、ここであきらめない。ここであきらめないで努力を続けると、突然、上昇期がやってきます。
■ あるテストでえらくできることがある。模擬試験でなくとも、例えば塾のテストで、とったことがないような点数を取れたりする。つまり、これはある蓄積ができて、そこから力が新たに生まれるからです。
■ じゃ、次はもっと良くなるか。ここでまた停滞することもあります。「なんだ、まぐれだった?」と思うかもしれないが、決してそうではない。やはりやった分だけは確実に力がついている。そこでまた辛抱する。そうすると、また上昇期が生まれます。
■ 受験勉強は本番まで、この停滞期と上昇期が交互にやってきます。一般に停滞期は長く、上昇期は短い。しかし、この上昇期に自信をつければいいし、さらに言えば、ここが入試本番になればいい。
■ 上昇のためには停滞が必要なのです。そこをじっと我慢してがんばれれば、突然、上昇期はやってきます。
=============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
詰めを誤る
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
10月9日の問題
==============================================================
==============================================================
お知らせ
算数5年後期第8回 算数オンライン塾「平面図形と比(3)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================
==============================================================
==============================================================
にほんブログ村