■ さすがに大学生が国家試験を受ける、という話になってくると親から「勉強しなさい」と言われる学生はまあ、あまりいないだろうと思います。本人が自分でやりたいことのために勉強するわけだから、自分で努力するでしょう。
■ で、中学受験直前の今、さすがにそういう風に自分で勉強している子どもたちがほとんどだとは思うのですが、それでもまだ「勉強しなさい」と言われている子もいるでしょう。入試直前期というのはある意味エキセントリックな時期だから、子どもたち自身も自覚を持ってやっていますが、これが4月になってどこかの中学に入り、さあ、中間試験だよ、といってもこのようにはならない。
■ またまた親は「勉強しなさい」といいまくることになるでしょう。しかし、ながら、それでも自覚が出てきた子どもたちは少しずつ自分で勉強する、自分で何とかする、という方向へ近づいていく。そして、その割合はどんどん大きくなっていく。つまり自立していくわけです。
■ 今度の中学受験はその第一歩のように思います。初めて自分の力で試験を突破しなければいけない。しかも一発勝負だから、この試験にかかるプレッシャーは決して小さくはないでしょう。そこに向かって自分で努力できたかどうか、はもちろん子どもそれぞれなのですが、1年前よりは半年前、半年前よりは今、の方がよほど成長しているのではないでしょうか。
■ 子どもは大きくなるにつれ、親への依存度はどんどん小さくなっていきます。それが自立だし、成長する、ということなので、親もそれを当然のごとく受け止めなければいけない。だから、入試会場に入っていく子どもたちは、後は自分で何とかしないといけないわけだから、それはそれで任せて、親は親のやるべきことをやろう、という気持ちになっておかれると良いと思います。
■ これからさらに子どもたちの自立は進んでいく。もちろんそれは完璧なものではなく、いろいろとバランスが悪いですが、ともあれ、前に進んでいこうとしているわけだから、それをそろそろ一歩下がって見守っていこう、で良いのではないでしょうか。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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