大学受験をする中高一貫校は、高校での募集枠が本当に少なくなりました。
ある高校受験塾のデータで、偏差値63以上の大学受験をする私立中高一貫校で特にコース制がないところ、だけを選んでみます。
(コース制は、校内にいくつかコースがあり、少数精鋭で集めるため偏差値が飛び上がりますが、その学校のすべてがそうではないので、ここでは除外しました。)
開成 豊島岡 桐朋 巣鴨 城北 攻玉社 本郷 成城 青陵 桐朋女子
大学付属の中には全部その大学に行かない学校もありますが、それも除外するとこれだけになります。
中高一貫のカリキュラムをとると、やはり進度が速くなるので、高校からいっしょにすることが難しい。ならば、高校での募集は停止して、その枠を中学にもっていく学校が増えたので、ずいぶん少なくなってしまいました。
ただ、高校受験はもちろん早稲田、慶応をはじめとして大学付属校の枠はありますし、また国公立高校が大きく募集枠を持っていますので、やはり全体の数でみると募集定員が進学希望者の数を上回ります。
高輪高校も2014年から高校募集を停止するそうですが、この流れがここ20年ぐらいで首都圏の中学受験者を増やしました。
大学受験の結果もこれらの一貫校が出してきたわけですが、最近は公立高校も巻き返してきているので、これ以上中学受験が増える要因はそろそろなくなってきたかな、という感じがします。
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