本気でやってるの?

言わないと勉強しないし、ノートの字は汚いし、何かにつけて冷蔵庫を開けるし・・・。

「本気でやってるの?」

と思われることは多々あるでしょう。でも、まあ、本気でやってれば、そういうことにはならないのです。

では、なぜそうなるのか? やらされているからです。

「でも塾に行きたいといったのは本人だし。」

そうかもしれないが、本当に塾に行くことがどういうことか、わかっていたのでしょうか?

みんなが行ってるから僕も行く、みたいなことは子どもの世界では良くあることだし、実際に受験勉強なんかしたことはない小学生が具体的に受験勉強をイメージして塾に行きたいということは、そう多くはない。

つまり何となく行きたいといったはいいが、実際に行ってみると、「大変だ!」と思っているのです。宿題は多いし、テストはあるし、テストの結果が悪いとお母さんの機嫌は悪いし。

でも「自分で行く」って言ったから引っ込みがつかないわけですね。

本当は、受験勉強が具体的にどういうことかがわかり、また志望校にどうしても入りたくなってから受験勉強は始めるべきなのですが、そんなことが充分にわからない時期から塾は授業を始めているので、こういうバランスの悪いことが起こるのです。

だから、いったん止めてみることも大事です。

本当にこれはあなたのしたいことなのか。また我が家がしたいことなのか。

勉強するのが嫌いになったり、自信をなくす前にこういう見直しは必要だと思います。

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団体競技が難しければ、個人競技を考えてみる

受験準備が進んでくると、なかなかスポーツをやる時間がなくなりやすいものです。

野球とかサッカーはチームで試合があったり、練習があったりするから、なかなか個人の都合でどうなるものでもない。塾と練習がぶつかったりして、だんだん居づらくなってくる場合もあり、したがって止めてしまう場合もあるでしょう。

で、まあ、それはそれで仕方がないことである一方、まったく運動をしないというのも決していいことではない。

そういうときに結構良いのが個人競技です。

例えばテニスだったり、水泳だったり、ランニングというのもあるかもしれない。あるいは剣道、柔道、空手などもあるでしょう。

昔は子どもたちが外で遊べる場所は結構あったのですが、今はなかなかない。公園でもバットは禁止、ボールを蹴るのもご法度、みたいなところはあるので、なかなか思い切って体を動かせる場所がなくなっています。

だから、こういう個人競技をやってみるのは悪いことではない。身体を鍛えることも大事なことなのです。

スポーツをやめて、食べる量だけが変らないと太る子も少なくありません。やはり適度に運動をすることは勉強にもプラスになるので、個人競技を考えてみてもいいかもしれません。

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第130回 育てる部分と育つ部分

■ 子どもたちが成長していく過程を見ていくと、やはり親や家庭が育てる部分と、自分から育つ部分があるように思います。例えば中学受験をして私立に進めば、そこで新たな友達や人間関係が生まれるわけで、それが子どもたちの人生の一部になります。それは受験をしたから得られた部分があるわけで、これはそういう選択をしたという面では育てる部分かもしれません。

■ 一方、14~5才を過ぎればだんだん自分というものができてきて、やがて関心のあること、興味のあることに進んでいく。家業を選ぶのもそれはその子の選択の結果であって、自ら考え、自ら決断していく中で得ていく力は明らかに自分で育つ部分でしょう。

■ では、よい環境をめざして私立にいれることがすべてプラスになるか、といえばそうとは限らない。無理して入ってついていけず、かえって引き込まった子どもたちも少なくないでしょうし、あるいはスクールカラーが合わずに、もう一度受験をし直した子どもたちもいます。

■ もちろん親は良かれと思ってやることですが、それが全て良かったか、といえばそうではないかもしれません。ただ、私はそこで「ああすればよかった」と思う必要はないと思っています。

■ もし、その環境が合わないのであれば、今度は合う環境を考えてあげればいいだけのことであって、ここでなければ、と考える必要は何もない。せっかく入ったのだから、と思われるかもしれませんが、それが子どもたちにとって苦しいものであるならば、それはとっとと切り替えた方が良いのです。

■ ああ、すればよかったと考えるよりは、今どうするかを考え、全力で応援してあげればいいのです。だから、今のところは良かれと思うのであれば、受験に向かうのが良いでしょう。ただ、それがどの子にも合う道とは限りません。

■ その場合は、では次に何を考えればいいのかを、子どもと話しながら決めていく。それこそ大事な親の役割だと思います。

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